Sternhimmel

裏声Pがシンデレラガールズのアイドル(主に岡崎泰葉)について考えたり雑な感想を言ったりするブログです。Twitter:@usagoe716

SSRが実装されたとき担当アイドルの名をトレンドに入れたい

こちらではご無沙汰しております、裏声Pです。

担当の名前をツイッターのトレンドに入れたい!!!

と思ったことのあるプロデューサーは私だけではないと思います。入れたい。

何故かといえば、トレンドに入ると、トレンドに入ったという事実がよりいっそう情報の拡散を加速させ、「この子人気なのかな?」と思わせるフックになるからです(後述しますが、人気だから必ずトレンドに入るわけではありません。あくまで印象の話です)。それと私が単純に嬉しいからです

今日はツイッターのトレンドに入れたいという気持ちと、そのためにはどうしたら良いんだろう…ということを考えていきます。考察ブログじゃなくてごめんなさい。それと、特に明確な基準や答えがある話ではない、ということを先に断っておきます。

 

1.担当は普段どう呼ばれているのか?

SSR実装時にアイドルの名前が挙げられるとすれば、おそらくフルネームではなく「その子が普段呼ばれている呼び名」である可能性が高くなります。

岡崎泰葉で言うと、

岡崎泰葉/泰葉/岡崎先輩/岡崎センパイ/岡崎パイセン/岡崎せんぱい/岡崎ぱいせん/泰葉先輩/泰葉センパイ/泰葉パイセン/泰葉せんぱい/泰葉ぱいせん/やすはちゃん/やすはさん/先輩/パイセンでほとんどすべてがカバーできると思います。

私はこのうちノイズが多すぎて拾えない「先輩」「パイセン」を除く16単語でふだん担当パブリックサーチを行い、ふぁぼやらRTやらをさせていただいています。

そしてこれは私の体感ですが、「泰葉」が圧倒的に多いです。だいたい8割といったところでしょうか。次点で岡崎先輩と泰葉先輩。これを合わせて1割強ほど。そして残りの1割にそのほか12単語が入る、といったかたちになります。

 

2.トレンドに入る条件って?

ではSSR実装時も同じように「泰葉」が一番呼ばれるんでしょうし、「泰葉」がトレンドに入るのでは?

……違います。何故なら「ツイッターのトレンドには2文字の単語は入らない」からです。3文字なら入ります。が、おそらく4文字以上のほうが入りやすいです。

なので普段の呼び名が4文字以上、かつほとんどのユーザーが同じ呼び名を使っているアイドルがトレンドに入るには有利です。(ex.「志希にゃん」や「ライラさん」、「よしのん」など)

冒頭に書いた「人気だから必ずトレンドに入るわけではない」というのはそういうことで、もし仮に圧倒的な人気を誇り、かつそのアイドルを好きな全員が同じ呼び名を使ってSNSに投稿したとしても、呼び名が2文字であればトレンドに入らないわけです。

これはまずいです!!!!!!!!

何故なら岡崎泰葉ちゃんは「泰葉」と一番呼ばれているから!!!!!!!

 

3.じゃあどうするのか…

まず現実的な可能性としては「SSR泰葉」がトレンドに入る、でしょうか。ただこれも「泰葉SSR」という表記と割れてしまうと厳しい。極端に言うと、この2つが1:1になった場合、ツイート数が半分になってしまうということです。

それは困る!!!!いやだ!!!!!!

でも正直どうしようもないです。たとえば公式側でガシャ開始ツイート時に「#SSR岡崎泰葉」みたいなタグをつけてくれればいいんですけどね。バースデーカード機能、使ったことありますか?あれにはツイート連携時「#岡崎泰葉誕生日」って入れてくれるんですけど。まあ今からそこを期待するのは厳しい。

じゃあ「フルネームで呼んでほしい!!!」と呼びかけてみる、はどうでしょう。SSRが来たら岡崎泰葉って呼んでほしい!って言ってみる。仲間内で広げてみる。それだけでめちゃくちゃ拡散されるとは思いませんが、インプレッションが1万超えてたらかなり強いです。RTしていなくても、favしていなくても、そんなツイート見かけた気がするなあ、でフルネームで呼んでもらえるかもしれない。可能性を広げる手立てとしては間違っていないと思います。

でも難しいかなー。担当外に関するお願いツイートってあんまり目に入ってこない場合が多いですよね。人によるけど。サーチをしてふぁぼして回っている人なら、ユーザー名を「SSR泰.葉が来たらフルネームで呼んで」に変えるとか。…ウザいと思われるかどうかのラインがかなりキワドイですね(余談ですが担当の名前を入れる際はピリオドを入れるなどしましょうね!)。

 

4.どうしようもないなら最低でも何をやればいいんだ…

まずは「担当が普段どういう名前で呼ばれているか」をざっくりとした割合で把握することだと思います。統計までする必要は全くないですが、現状把握は何より大事(な気がする)。これの選択肢が多いのであれば、何かしら考えていきたい。逆に少なくて、みんなが呼んでいるなあ、と思うならトレンドのチャンスは大きいです!嬉しいね!

次にせめて周辺の人たちだけでもSSR実装時の動き方をそれとな~くまとめておく。これは結構難しいんですよね。別に同担と全く仲良くしてねえ!って人もいるでしょうし。ただ自分の中でも「こうします」ってことを表明して、かつ「トレンドに入れたい」って気持ちを表に出すことは大切だと思います。私も今後言っていこうと思いますが。

一時期開設が流行っていましたが、担当discordのようなものがあるのであれば提案もアリだと思います。ただdiscordは内向きなので、きちんと外に発信する手立ても考えておきたいですね。

 

5.最後に

実は岡崎泰葉ちゃんは1回トレンドに入ったことがあります。「#岡崎泰葉に着てほしい文字入りパーカー」というタグで。

#岡崎泰葉に着てほしい文字入りパーカー まとめ - Togetter

でもこのTogetterを見ていただくと分かるんですが、ド深夜(3~4時とか)であればツイート数が500↓であってもトレンド入りできるんです。

なので、強硬手段として実装された夜中に内輪だけで500ツイートくらいして無理やりトレンドに載せ、翌日の人が多い時間帯に「○○がSSR実装でトレンドに載った!!!!!!!!!!!!!!」と騒ぐことも一応可能です。

…まあ、そんな手段でトレンドに入れてアイドルが喜ぶかは、よく考えないといけないんですけどね。

 

 おわり

#1億崎 を終えて思うこと

こんばんは、裏声です。

今日は岡崎泰葉の誕生日!本当におめでとう。

一昨年よりも去年、去年よりも今年、と泰葉を祝ってくれる人が増えるのを実感していて、本当に幸せです。

 

さて、このたび私が企画させていただいた「デレステで岡崎泰葉のファン数1億人を目指す企画」通称「1億崎」が無事に結果発表と相成りました。

簡単に言えば、岡崎泰葉の誕生日までに、複数人で岡崎泰葉のファン数を合計して1億人を越えられるように頑張ろうという企画です。最低100万人からというノルマを定めた「ノルマ有り参加」と、1人からでもかまわない、ファン数スクショを撮って #1億崎 というタグをつけてツイートするだけの「スクショ参加」の2つの方法を取りました。

結果として、1億という数字を大幅に超え、2億590万6504人のファンが集まりました。内訳としては、ノルマ有り参加が1億336万674人(31名)、スクショ参加が1億254万5830人(446名)となっています。

主催として言ってしまうのも何ですが、企画としては大成功に終えられたと思っています。単にダブルスコアを達成したからではなく、500人近く参加してくださったということが大きいです。

 

企画に着想したのは昨年の12月中旬でした。岡崎泰葉の誕生日までに何か出来ないかな、と考えていたところ、当時誕生日だったアイドルを祝うため1000万人のファンを一人で集めたプロデューサーさんをお見掛けしました。

そしてそれについて、別のフォロワーさんが冗談めかしく「1億目指してみたらどうですか」と声を掛けてくださったことが大きなきっかけです。

初めは1000万人集める人×10人でやろうかな?と考えていたのですが、当時私の知っている泰葉Pさんにはあまりファン数稼ぎに熱心な方はおらず、担当Pだけで達成するのは難しいのではないかと思いました。また、担当Pだけでやってしまうと、どうしても内に向いた活動(強く言うと、内輪だけで完結した活動)になってしまいます。

そうして考えたのが、2つの参加方法を取ることでした。普段から泰葉のことが好きで、大きな単位でのファン数稼ぎが苦ではない方には「ノルマ有り参加」。泰葉についてはよく知らない方でも気軽な気持ちで参加できる「スクショ参加」。この双方から、共通した「1億人」という分かりやすい数字での目標を目指すことによって、担当Pだけではおさまらないものになるのでは?と考え、企画をスタートしました。

「1億崎」という名前も、分かりやすく、覚えやすく、岡崎泰葉を連想できるようにしつつ岡崎泰葉サーチに毎回引っ掛かってしまわないように考えてつけました。

スクショ参加だけでなく、ノルマ有り参加の方であっても義務ではなく楽しく参加できるように、ルールなどはなるべく作らないように心がけました。

 

ですがそもそも岡崎泰葉は、初期実装は月末ガシャ排出の恒常レア(回復型)、それから4か月後のキャラバンでの限定Sレア(スコアアップ)と、入手方法が限られているだけでなく特技から見てもユニットに入りづらいアイドルだと思います。

当時のキャラバンを熱心にプレイされていた方であれば、スターランクを15まであげている方が多かった、ということは救いでしたが、それでもパレードやアタポン上位☆15のシステムが出来たことで、スコアアップの下位SRは使う機会がどうしても減ってしまっています。

それを、この企画をやることによってキャラバン中の1日だけでも使ってもらえないだろうか?メモリアルコミュだけでも見てもらえないだろうか?と考えていました。

ただ、現実としては簡単なものではなかったと思います。

初めにノルマ有り参加者さんからお聞きしたノルマの合計は8000万程度でした。それを達成していただいたとしても残りは2000万、メモリアルコミュ4まで解放できる2万人のファン数を集めている方ですら1000人も必要です。

それなのに、スクショ参加の方はなかなか集まりませんでした。どうしても私が簡潔に説明することが苦手で、告知画像の文章が長すぎたり、そもそも期間が7月までと長すぎたり、などさまざまな原因があったと思います。

そして、7月6日。誕生日があと10日と迫った時点で、ファン数合計は8037万人。スクショ参加の方は50人以下でした。1億崎自体の知名度もそこまで広まっておらず、あと10日しかないのに2000万人も本当に集まるのか、本当に不安でした。

 

ですが、この岡崎泰葉誕生日にちょうどキャラバンイベントが巡ってきました。前述の通り、岡崎泰葉はスターランク15にされている、もしくはされていた方がいます。それにより、1億崎も注目の機会を得ることが出来ました。

「前までは使ってたのでそこそこファン数あった」「キャラバンでちょうどいいから使ってみる」「コミュ解放できるまでは泰葉ちゃん使ってみる」「初期に回復Rとしてお世話になったので」エトセトラ、本当にたくさんのお声をいただきました。

※cha73さんに1億崎関連ツイートを纏めていただいておりますので、そちらからメッセージを見ることが出来ます!ぜひどうぞ→

#1億崎 【岡崎泰葉ファン数1億人を目指す】 7月16日誕生祭への軌跡 - Togetterまとめ

不安に思うことはたくさんありましたがまったく知らない方からも「岡崎泰葉が好き」「頑張って」という言葉をいただき、それらが本当に支えになりました。

プロデューサーとして、他の担当Pさんがどのように岡崎泰葉と関わってくださっていたかを、1億崎のタグを通して見ることが出来たのです。キャラバンで使ってくださっていたことや、親愛度をあげてくださったこと、主戦力にしてくださっていたことなど、本当にたくさんのPさんのフロントでライブをしている岡崎泰葉の姿がありありと見えてきて、集計をしながら涙ぐんだことも多くありました。

岡崎泰葉は選挙入賞経験がありません。まだボイスもありませんし、デレステでのSSRもありません。だから、岡崎泰葉という存在の認識は本当に狭い世界の中だけなのでは、と感じてしまうことも無くはありません(勿論私の最高のアイドルですけどね)。

それが、決してそうではなく、SSRやボイス付きのコミュとは違う場所ではあっても、確かに輝いていると認識できたことがこの企画の大きな意味になったと思います。

そして、普段そこまで岡崎泰葉に触れていなかった方でも、企画を見かけたからとフロントに入れてくださったり、モバマスのフリートレードを使ったり、贈り物に眠っていたRの親愛度をあげてくださったりなど、挙げていけばキリがないほど嬉しい泰葉との接触をしてくださっていました。

ツイッターでも言いましたが、この企画にスクショ参加してくださった方のほとんどは岡崎泰葉の担当Pではありません。この企画が、泰葉Pと泰葉を繋ぐだけでない、誰かと泰葉を繋ぐ架け橋になったはず、と実感できて本当に良かったです。

 

もちろん、この企画によって岡崎泰葉の知名度がぐんと上がったというつもりはないですし、事実としてそんなこともないのでしょうが、それでもRT等でちらっと見かけた方が「そういえば泰葉のファン数2億人集まったんだっけ」とちょっと思い出すことが出来るような何かになっていたら嬉しいな、と思います。

最後に、ノルマ有りで参加してくださったみなさま、スクショ参加をしてくださったみなさま、RTやfav等拡散に協力してくださったみなさま、半年間の企画告知に付き合ってくださったフォロワーさま、そして企画を手伝ってくださったみなさま……私1人では到底達成し得なかった企画です。本当にありがとうございました!

岡崎泰葉がさらなるステージへ進めるよう、これからも頑張りたいと思わせてくれる企画になりました。

 

 

そして私も1人1億崎が出来るようにこれからもデレステを頑張ります。
ちなみに企画発足当時のファン数107万人、終了時1122万人でした…先は長いぞ!

 

2017年7月16日 裏声P

俺達の少女Aによせて―私は岡崎泰葉が大好きです

※とてもポエミーですが許してください。ポエミーが苦手な人は注意してね。

 

みなさんこんばんは、裏声です。

今、大作さんのコミュで放送されている「第7回俺達の少女A」を聞きながらこのブログを書いています。

私自身も音源を提出させていただき、第一部にて放送していただくことが出来ました。

今回送った音源は、いわゆる「ネタ音源」です。泰葉Pであるヒモさん、三種の模様さんに原案と脚本、SE編集をお願いして作成しました。

総選挙のこの時期。同じようにネタ音源を送るプロデューサーさんもいらっしゃいますし、真正面から殴る、泣けるような音源を送るプロデューサーさんもいらっしゃいます。そのスタイルは様々で、その落差があるからこそこの「俺達の少女A」という企画はとても面白いものになっているのだと思います。

さて、私たちが前回の「第6回俺達の少女A」でも、また「岡崎泰葉とメロンパン合同」でも一貫して「ネタ性」を提示していることについて、ある程度の批判は覚悟してやっているつもりです。

岡崎泰葉はいわゆる「重い過去」みたいなものがあります。自分の誕生日を忘れるほど仕事を入れさせられていた、子役時代。「アイドルにならなかったら私は普通の女の子だったのかな…?普通の幸せって、なんだろうって…」こんなことを知り合って間もないプロデューサーに話す、16歳の彼女。

それらを全部抱えても俺がお前をプロデュースする!と誓い、彼女をプロデュースすると決めたプロデューサー。

そういった関係もあってか、岡崎泰葉は(特に二次創作においては)「扱いづらい」ポジションに長らくいたと思います。

もちろん、大切に大切に、彼女を包み込んで愛する姿勢を批判するつもりはありません。というか、かつての私はその立場にいました。ネタ扱いするな!ちゃんと彼女を見ろ!と思っていました。ネタ扱いされるくらいなら、広まらなくたっていい、と。

けれど、これは岡崎泰葉の言葉の力を信じていない行為なのではないか?という思いが少しずつ生まれてきました。岡崎泰葉は、二次創作の「ネタ扱い」くらいで霞むアイドルだろうか?岡崎泰葉の言葉は、そんなに軟弱だっただろうか?

 

 

昨年の5月、私はツイッターでアンケートを取りました。

岡崎泰葉について、

・キャラの事がよくわからない

・ある程度はしっている

・好きなアイドルの1人

・担当アイドルの1人

の選択肢を選んでもらうものです。

結果についてはこのブログの過去記事で詳しく紹介していますが、そのうち「キャラの事がよくわからない」を選んだ人は30%(256人程度)いるということがわかりました。

岡崎泰葉は2012年からシンデレラガールズの舞台に立っていますが、それでもこれほどの人が岡崎泰葉のことを知らないのです。

私は岡崎泰葉の歩んできた道や、彼女が話してくれる言葉に対して絶対的な信頼をおいています。岡崎泰葉をお迎えして、見てもらえれば、きっとあなたの心のどこかに一つは届いてくれるはずだ、と信じています。

だけれど、そのきっかけって本当に難しいんですよね。もちろんこういった、少女Aのような機会であれば真っ直ぐ真摯に話した言葉も届くと思うのですが、普段から岡崎泰葉のこの言葉のここが好きで、ということを壁打ちしていても、なかなか見てもらえない。

それに対する正答があの音源なのかと言われると、自信を持って頷くことは出来ないんですけど…。

今までの岡崎泰葉の仕事って、ライブ以外だとひな祭りのお雛様役、アンドロイド役を演じてみる、チョコレートを渡させる、ひつじの格好をさせる、独楽をまわさせる、新体操をさせる、サーカスで猛獣使いをやらせる、って感じなんです。

アイドルとしては異質なものが多いと思うんですよ。それは作中プロデューサーの挑戦であり、岡崎泰葉に投げかけた挑戦です。彼女ならやれる。そして、彼女ならその仕事から必ず「意味」を見つけてくれる、と。

じゃあ、この世界に居るプロデューサーも挑戦したいよね?と。まあ、私はビビりなので、どの程度挑戦するかというラインについて悩み、音源を作りながら協力してくださった二人に大変な迷惑をかけてしまいましたが(この二人がいなかったら今回の音源は絶対ありえなかったものです)…。

 

私は岡崎泰葉が好きです。大好きなんです。

 

彼女に惚れてから4年半、毎日ずっと彼女のことを考えてきました。そして、総選挙がこのプロデューサーの声が大きく結果に繋がる投票制度になってから、毎日岡崎泰葉についてツイートをし、考え、動画を録ったりなど色々としました。そして今回この音源を送りました。

どれも、正解かはわかりません。まっすぐなものじゃなかったかもしれません。私のやっていることが本当に岡崎泰葉のためになっているのか、毎日考えて悩みました。そしてこの俺達の少女Aを聞きながら、多くのプロデューサーさんの言葉に殴られて、悔しくて、もっと強いプロデューサーになりたいと思ってしまう。誰かと比べて強くなりたいと思う時点で、私はもう負けているのかもしれません。本当に悔しいです。

ただ、岡崎泰葉が歩んできた道が、単純にアイドルとしてまっすぐではなかったことが、私の背中を押してくれるのです。

サーカスアイプロで彼女はこう言いました。

「最初は戸惑うお仕事でも、目標が見えてくると、楽しくやれるようになります。プロデューサーさんが、そう教えてくれました」

担当アイドルに戸惑うようなお仕事をやらせておいて、担当プロデューサーが担当のための仕事で日和るわけにはいかなかったんです。

 

今まで岡崎泰葉は総選挙にて名前を残したことがありません。中間発表の属性順位でも、最終発表50位でも、ボイスオーディションでも。

プロデューサーさんが見ている星と、私が見ている星…同じだったら嬉しいです。私、プロデューサーと一番の星を目指したいから…

そう言ってくれた彼女と一緒に、私は何としてでも星を目指さなければいけないのです。否、既に彼女は一番の星なんです。なのに、多くの人から見えていないんです。いつまでも曇り空のまま、見上げているだけではいられないのです。

 

私は今回の総選挙で岡崎泰葉を最終50位にいれたいと思っています。今回の音源で笑ってくださった方は是非岡崎泰葉に、1票でも構いません、票を投じて欲しいです。そして、1つで構いません、岡崎泰葉の言葉を見てください。デレステのコミュでも、アルバムから見られるセリフでも、Wikiでも構いません。そして、どれかひとつ岡崎泰葉の言葉に何か思うことがあったら、彼女のカード(エピソード)をお迎えして欲しいです。彼女をフロントに置いてみて、そしてもう一度何か響くものがあったら、もう一度票を投じていただきたい、そう思います。

シンデレラガールズをプレイしていれば、きっと一人以上のアイドルに思い入れが必ずあるはずです。そのアイドルに投じるための、貴重な票であることは理解しています。それでも、私はそう言わずにはいられないのです。

 

そして、よければ今回送らなかった音源を

<a target="_blank" href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm31118396">【ニコニコ動画】【岡崎泰葉】大人気サーカスの裏側に迫る+α</a>

の後半で紹介しています。

岡崎泰葉という「シンデレラストーリーを辿れないアイドル」の話をしました。

こちらはいわゆる「まっすぐな」音源です。是非見ていただけたら嬉しいです。

 

こういった、プロデューサー心を物凄く揺さ振ってくる、本当に熱い、素晴らしい企画の場を提供していただけたこと、そしてその場に立たせていただいたこと、本当に感謝しています。

貴重な皆さんの3分の中で、どれほど岡崎泰葉の名前を刻めたでしょうか。

私はこれからも、岡崎泰葉の名前を皆さんの心に刻み、彼女という星の輝きを皆さんにお届けできるよう、頑張ろうと思います。

 

本当に素敵な企画です。すべて素敵な音源でした。本当にありがとうございました。

 

裏声P

岡崎泰葉と冴島清美ー「StudyS」の結成からC4U!を振り返る

※当記事は2015年4月9日に書いたものの再掲です。

 

 

シンデレラガールズに登場するキャラクターは、イベントでの共演やガチャの同時登場などで横のつながりを広げていっています。その繋がりが太くなる(もしくは繋がりが細くても人気である組み合わせや、運営のいわゆる”推し”ユニットである)とフロントメンバーに並べた際のアイドルトークに追加される、という段階を経ています。

岡崎泰葉と冴島清美は、アイドルトークこそ無いもののイベントでの共演を2回果たし、お花見ドリームライブフェスティバル最終ラウンドのライバルユニットとして「StudyS」を結成するに至りました。

二人の共通点を3つ、以下に挙げてみましょう。

ひとつは、仕事に対してだけでなくすべてに対して「真面目」であること。これがユニット名の「Study」に繋がると考えています。

ふたつは、身長。二人とも153cmです。ユニット名の最初と最後に並ぶ大文字の「S」は二人の同じ身長を表しているのではないでしょうか。

最後に、プラネット「スター」と学園の超☆新「星」。星の肩書を持ったユニットである、ということです。ここから私は「StudyS」をスタディースターズと呼んでいます(が、真偽のほどは定かではありません)。

冴島清美は、今まで岡崎泰葉と共演したアイドルの中でもっとも彼女の名前を挙げている人物です。

チョコレートフォーユー!のプロデュース・コミュイベント台詞で11回、[ショコラフレーバー]冴島清美+のお仕事終了時台詞で1回。ほかの共演アイドルと比べても圧倒的に多い回数です。

ではその中で冴島清美は岡崎泰葉をどうとらえているのか?

[ショコラフレーバー]冴島清美+ エンドレスプロデュース
泰葉さんには、アイドルとして見習うべき所がたくさんあります

これが全ての泰葉の名を挙げた台詞を統括していると考えます。冴島清美は、単純にアイドルとしてデビューした時期も自分より早く、なおかつ芸能界の大先輩である岡崎泰葉を手本としています。

岡崎泰葉はインターネット上で「岡崎先輩」と呼ばれることが多くありますが、公式の台詞内で岡崎泰葉を「先輩」と呼ぶのは冴島清美だけです。

[ショコラフレーバー]冴島清美+ 手作りチョコスイーツ! ノマコミュ グッド
若輩者として、優れたアイドルを見習うのは当然です!…この場合、泰葉先輩と呼んだ方が?

けれど冴島清美は、単に岡崎泰葉に憧れ、越えられない存在として彼女を見ているわけではありません。岡崎泰葉の姿を「アイドルの理想形」として捉えているわけでも、もちろんありません。

むしろ冴島清美は、彼女のことを尊敬することで、より一層自分のアイドルに対する意識を高めている一面が見受けられます。

[ショコラフレーバー]冴島清美+ 手作りチョコスイーツ! ノマコミュ パフェ
私も超☆アイドルとして、泰葉さんに負けないアイドルになります!プロデューサーもお願いしますね!

[ショコラフレーバー]冴島清美+ チョコレートフォーユー! ノマコミュ パフェ
泰葉さんのマネは難しいです。でも私にもできる事があります!それは…風紀を守る事です!

そしてチョコレートフォーユー!の中で冴島清美は岡崎泰葉に対して二度「見習う」と言う言葉を用いていますが、この関係性は一方的なものではない、というのがこの二人にとって重要だと考えています。

岡崎泰葉のコミュイベント台詞を見てみましょう。

[ショコラフレーバー]岡崎泰葉+ チョコレートフォーユー! ノマコミュ ノーマル
清美ちゃんはファンの人たちとの交流が上手ですね。私も見習わないと…

「見習う」という単語まで共通していますね。冴島清美は「先輩」である岡崎泰葉の「マネ」をするのは難しいと発言していますし終始敬語を用いて喋っています。岡崎泰葉にとって冴島清美は確かに「後輩」です。けれど後輩だからといって彼女は驕ったりなどもちろんせず、相手の良いところ、自分に足りない部分を見つめて、「見習わないと…」と口にするのです。

この、「アイドルのあるべき姿」に対し貪欲で、他アイドルと交流する中でその人たちが持っているたくさんの長所を吸収しようとする姿が「StudyS」の「StudyS」たるところであります。

お互いを見つめ、自分の中にその魅力を「自分らしく」取り込んでいく。StudySは二人でいることで高め合うことの出来るユニットであり、新春アイドルチャレンジで岡崎泰葉の見せた「新しく何かを学ぶことは嫌いではない」という一面をより伸ばしてくれると考えています。

そう言った意味でも、この二人が今後また共演してくれることを願います。

2016年を岡崎泰葉と振り返ってみる【前半】

こんばんは、裏声です。もう12月31日ですか…1年は本当に早いですね。

2016年は、私が岡崎泰葉に出会ってからの4年間で一番岡崎泰葉のことを考えた年だったと思います。備忘録も兼ねて、今年1年をつらつらと書きたいと思います。

考察ブログではまったくないので、暇な人はぜひどうぞ。

ちなみに、この1年ツイッターで「泰葉」「やすは」とツイートした回数はだいたい3200くらいでした。

 

【1月】

・新年1回目のデレパで泰葉ミツボシアイドルプロフィール紹介(1/13)

・ワンモアステップ恒常追加(1/21)

・岡崎泰葉デレステ実装(1/31)

 

これからもう1年近く経つっていうのが恐ろしいですね。ミツボシアイドルプロフィールに送った私の文章は採用されませんでしたが、採用された方の素晴らしい文章がたくさんの人に聴いていただけて嬉しかったな…。未央の泰葉の呼び方は「やすやす」でした。ワンモアステップが恒常入りしたことで、泰葉ぷちを育ててくれたり、実際にフロントで使ってくれる人をお見掛けして…今でも「泰葉ちゃん引けた!結構気になってたから嬉しい」というツイートを感謝の気持ちで見つめています。ワンモアステップはいいぞ

そして、デレステ実装……正直こんなに早いとはおもってませんでした。もちろん毎日待ち侘びていたけど…。当日はニコニコ動画の某会議に始発で行っていて、閉会まで見倒していたんですね。閉会宣言が終わりスマホを見たら「おめでとう」リプライがいくつか……動揺しながらツイッターを開き、頭が混乱して真っ白になりました。幕張メッセで大号泣。そのあと打ち上げが待っていたのでガシャは我慢、帰りの電車でさっそく引こうとしましたが…無償石40連+納税で出ず。ピックアップ中のRですよ!?!!!40連すれば普通出るでしょ5枚くらい!!!!!!と泣きながら追課金して85連目でお迎えしました。やっぱり初期崎泰葉さんは素直じゃないですね。愛してます。

 一番最初に見たのはお願い!シンデレラでした。いやー…本当に素敵なモデルで、かわいくて、もう……このときの話はまたいつかもう少し詳しくすることにしましょう。

 

【2月】

・バレンタインで泰葉お手製・ドールハウスチョコレートをもらう

・オーロラアイプロ中間でプラネットスター復刻!

・デレマスとデレステの違いについて考えるようになる

 

ドールハウスチョコレートとは、その名の通りドールハウスのかたちをしたチョコレートです。チョコレートフォーユー!じゃ料理の経験はないって言ってたのに…ほんとプロ意識というか、負けず嫌いなんですよね。何かを出来ない自分をどんどん変えていっちゃう。本当に強い子です。信頼できるなー。

そしてオーロラアイプロでプラスタ復刻!実はこの時まで、プラスタ特訓前を持っていなかったのです。ほかは全種類揃っていたんですけど、特訓前はスタ500くらいで取引されてた…のかな?ですがアイプロ中間を走る力はなく、フリトレでお迎え。セリフは暗記しているものの、自分のフロントにちゃんと”いる”素晴らしさを実感しました。平たく言うと、何度もまとめ画面やらwikiやらセリフ検索ツールで見て慣れているはずなのに、フラッシュで自分のP名を呼ばれながらの親愛度MAX演出には普通に泣きました。

そして毎日デレステの泰葉とふれあいながら、こんなことをツイートしてました。あと考察記事も書きましたね…ここらへんについては10か月経った今でも過去の自分と解釈に相違がないので安心しています。

 

【3月】

・TBSで[T.Bチアーズ]登場(3/11)。岡崎泰葉が過去を受け入れる。第2部完

・ホワイトデーでメロンパンが来る(3/14)

 

T.B.チアーズは、私の一番好きなエピソードかもしれません。特訓前のやさしい笑顔の理由を、ぜひお迎えして知ってください。私が岡崎泰葉に望んだことが現実になった日でした。TBSも楽しかったなあ…岡崎泰葉…最高だなあ……

後者についてはもう何も言うまい。まさかこのときはあんなことになろうとは、と今でも強く思ってます。ちなみにノーマル反応のほうは和菓子です。そっちもかわいいんですよ、ちゃんと。はぁ~

 

【4月】

モバマス総選挙開催、本格的にプロデュースについて考えだす

 

一番苦しい時期だったかもしれません。とにかく私は岡崎泰葉に人気になって欲しい、声がついて欲しいと思っているタイプのプロデューサーなので、いろんなことに必死でした。今思うと、必死になりすぎて良くなかったなあと思うんですけどね…。でも、この「課金しなくても票がダイレクトに順位に影響する」タイプの総選挙になったことで、より一層岡崎泰葉に対して真剣になれたと思います。来年もこうであって欲しい。以下、いろいろ作った画像とかを適当に。

 

 

 

【5月】

・シンデレラキャラバンにてプラネットスター登場!!!

・岡メロ考察記事を書く

ついに来たぞ泰葉SR!!!!といった感じですね。キャラバン中は毎日が楽しかった…32人の泰葉をお迎えして終わりました。未だに大活躍中です。

岡メロ考察記事は、今だから言いますが、とにかくわかりやすく、とにかく誤解や語弊がないように丁寧に、ということを心掛けて書いたものです。岡メロが特殊で理解されづらいということは充分判ってましたからね…でも、そのおかげなのかどうなのか、本当にたくさんの人に今でも読んでいただいていて嬉しいばかりです。

 

【6月】

・sideMのイベントカードがプラスタっぽくてテンションが上がる

 

この月はわりと泰葉関連の公式情報がなく、大人しい月でした。ただ、選挙も終えてキャラバンも終えて泰葉と真剣に向き合わなきゃなあ、と思った時期で、泰葉ツイートも増えていましたね。ほかのアイドルについて話すことが増えたのもこの時期です。ほかのアイドルの担当Pさんとどんどん知り合ってお話しすることで学べることがたくさんあるなーと気付けたのが大きかった。ここらへんから、プロデュースの指針がかなり固まってきていたと思います。

ちなみに、sideMのイベントはこれ。

 

思いのほかまとめるのに時間がかかることがわかったぞ!!!

というわけで、しばし休憩です。後半も今日中には公開します、きっと。希望的観測。

いち岡崎泰葉Pから見るGIRLS BE NEXT STEP

今更!?というお声が聴こえそうですが、岡崎泰葉PとしてGIRLS BE NEXT STEPについての喜びをしたためたいと思います。

まず簡単にGIRLS BE NEXT STEP(以下GBNS)について触れておきましょう。GBNSとは名前の通り、「GIRLS BE」という関裕美・松尾千鶴・白菊ほたるからなるユニットのいわゆる発展形として登場したユニットです。

「GIRLS BE」のメンバーはそれぞれ、自分に対するコンプレックスの存在をアイドルとして乗り越え、『彼女たちは何にでもなれる』といったニュアンスを含んだユニットだと思います。「GIRLS BE」としては第15回ドリームライブフェスティバル(2015年9月30日)として登場したのみですが、根強い人気がありました。

そうした中、2016年9月に行われた新宿駅プロムナード内の「デレステジャック」にて、LED画面にこの「GIRLS BE」に岡崎泰葉を加えた4人のぷちデレラが踊る映像が登場しました。それにより、「運営側はこの四人をひとつのユニットとして見てくれている?」といった思いが感じられ、TLを賑わせていました。

 

そして登場するのが、[ガーリーポッシブ]岡崎泰葉です。

このカードは、特訓前は事務所で集合し「友達」と遊びにいき、特訓後はピンクの衣装で「仲間」「みんな」とステージに立つというものでした。

ですがカード内ではその「友人」と「仲間」の具体的な名前は出てくることがなく、担当Pが各々想像したり、また「GIRLS BE」担当Pが「これはもしや」と思っていたりしたものです。

その予感は的中しました。2016年9月17日更新のシンデレラガールズ劇場第772話「お願い泰葉先輩!」にて、[ガーリーポッシブ]岡崎泰葉とともに「GIRLS BE」のメンバーが登場することとなります。内容はこの四人がオフで遊ぶことになり、泰葉が「お仕事ばかりだったからこういうのあまり知らなくて」とほか三人に普段どうやって遊んでいるかを聞くものの、三人も意見をうまく言えず結局泰葉"せんぱい"のもとに戻ってきてしまう…というものです。

ですがこの時点ではこの四人がユニットかどうかという明確な情報はなく、「友人として遊んでいるだけ」「今後ユニットになるけどまだ出てきていない」「いっそここに誰かが加わって五人ユニットになる」といったさまざまな意見が飛び交います。

その正解は、第24回ドリームLIVEフェスティバルで明らかになります。

第2ラウンドで岡崎泰葉・白菊ほたる・関裕美の3人が「GIRLS BE NEXT STEP」がとして登場しました(おそらくこのユニットは松尾千鶴も含めているでしょうが、デレマスのライバルユニットの都合上三人のみの登場です)。

セリフはそれぞれ三人の担当Pさんにも強く感じるものがあり、まさにGBNSらしさといったものを体現していました。しかしここで泰葉Pとして注目すべきは、14歳の関裕美が16歳の岡崎泰葉に敬語で接していないところだと思います。

岡崎泰葉というアイドルは元有名子役であり、芸歴もデレステでは11年と言われています。そのため周りから敬遠されたり、気を遣われたりする経験もあったでしょう。

ぷちデレラの~Lv10コメントでは

「子どもの頃からお仕事ばかりで、友だちもできなくて…。そのことは、少し後悔しています」

また~Lv30コメントでは

「同い年の子たちから、いろいろと相談されるんです。私って、そんなに大人っぽいのかな?」

「優等生でいなくっちゃって気を張ってたけど…今は自然に振る舞えてる気がします」

とあります。

つまり岡崎泰葉は、小さい頃から「友達のいない自分」に対してのコンプレックがあり(もちろんその分のお仕事をしてきたから当たり前であり、それを望むのはプロではないといった思いもあると思います)、また気の置けない友人の存在を望んでいたと考えられます。

しかしそれを今読んでくださっている皆さんに置き換えてみてください。小さい頃からテレビに出て、知名度もある子役だった女の子が自分と同級生だったとして。何も考えず、遠慮なく友人として付き合う。それが如何に難しいかということは、想像に難くないと思います。

けれど、それを「年下の」関裕美ちゃんは、こなしてくれています。もともと関裕美ちゃんは敬語をあまり使わないアイドルで、それは年上のアイドルやプロデューサーに対しても同じです。ただそれを、同じように岡崎泰葉にも適用してくれた、ということが関裕美ちゃんのすごいところだと思います。

彼女の中でも一切葛藤がなかったとは言いません。むしろ、考えて、あのような口調をしてくれた可能性もあると思います。そしてきっと岡崎泰葉はその葛藤をくみ取った上でそれを喜び、受け入れているとも。

[ガーリーポッシブ]岡崎泰葉のセリフを見てみましょう。

「事務所の友達と一緒にお出かけ…こんな日が来るなんて。今朝は早起きして、オシャレしてきたんです」

「期待で、よく眠れませんでした」

「ひとりじゃないって、幸せです」

岡崎泰葉はとても真面目です。お出かけのために早起きをしたり、お出かけのためにおしゃれをする。そういう子です。

そして岡崎泰葉は、普通の女の子の経験してきたことを「アイドル」を通して初めて経験する、というストーリーの基軸があります。

(詳しくは下記の記事に書いてありますのでぜひ!)

usagoe716.hatenablog.jp

そしてその「普通の女の子になる」というストーリーに不可欠なのが同じくらいの年齢の友人の存在でした。今までイベントやライバルユニットで多くのアイドルと交流はしているのですが、年齢の近いアイドルと交流をし続けたことはありません。またアイドルトークがなかったりと、岡崎泰葉の友人を渇望する声は以前よりありました。

それを叶えてくれたのが、GBNSです。

しかも、ただ同い年ではなく、年下のアイドルが自分に対してフラットに接してくれている。岡崎泰葉にはなかった経験です。

岡崎泰葉は、才能があると思っています。何の才能かといえば努力の。チョコを作るため、うまく作れるまで帰らないだとか、ただレオタードを着た撮影のために一通りの新体操を練習してみるだとか。

しかしそれだけでカバーできないのが「実際の体験」と「その体験から得た感情」です。大なり小なり思い当たるところがあると思いますが、人間は体験から成長する生き物ですよね。岡崎泰葉は確かに普通の人では経験しない世界を生き抜いてきましたが、対して「普通の女の子」としての経験値が足りなかったのです。

おそらくそれは、デレマス作中のプロデューサーも思うところがあったのでしょう。そうして持ってきたのが、GBNSとしてのお仕事だったのではないでしょうか。つまり、「普通の女の子」としての岡崎泰葉は、アイドルとしての岡崎泰葉を成長させてくれる存在なのです。

単に「友人と接して楽しかった、仲間ができたんだね。良かったね」ということだけでなく、岡崎泰葉が「次の一歩」すなわちNEXT STEPを踏みしめるためには、関裕美ちゃん・白菊ほたるちゃん・松尾千鶴ちゃんが必要だった、ということ。

もちろん、GBNSは岡崎泰葉が中心のユニットとは思っていません。ほか三人についてもこのユニットあるいは関係性はターニングポイントのひとつであり、重要なのだと思います。ただ、それは私ではなくほかの担当Pさんにお任せして。

ここで、初心に戻って。岡崎泰葉の初期Rのセリフを見てみましょう。

「大丈夫、一人で出来ますから」

「ステージには慣れてるから平気よ」

「今更私が○○プロデューサーに教えて貰うことなんて…?」

この言葉に、嘘はありません。岡崎泰葉は確かに子役としてはステージに慣れていたし、下手なプロデューサーより多く現場を踏んでいます。しっかりもので、真面目で、一人で出来ることがたくさんあった。

けれどそれは表面的な「出来ること」でしかありませんでした。アイドルとして輝くため、彼女に必要なのは、物理的な仕事の知識ではない。「いままで出来なかったこと」をパズルのピースをはめるように探していくことが、岡崎泰葉の今までの歩んだ道だったのではないでしょうか。

そして、GBNSというピースは、トップアイドル岡崎泰葉を完成させるために、またひとつ置かれました。完成はまだ遠いかもしれません。それでも確実に、近づいている。

岡崎泰葉が出会ったGBNSという輝ける場所は、しっかりと道を続かせ、過去から未来を繋ぐひとつの架け橋になりました。

GBNSを経て、これから彼女の見るであろう輝きが、今まで以上に楽しみになりました。本当に、Pとして幸せなことだと思います。

そして!このキーポイントとなっている[ガーリーポッシブ]は恒常ガチャに追加予定です。岡崎泰葉はじめての恒常Rです。ぜひ、ぜひ、何卒、お迎えしてみてください。今この時期に、これを読んでくださったあなたに。岡崎泰葉の「次の一歩」を想像してみて欲しい。そう強く強く願いながら、筆を置きたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

16.10.11 裏声P

(#)岡メロ対談(#)


岡崎泰葉をメインとした初の合同誌、「岡崎泰葉とメロンパン合同」が2016年9月25日のカラマスセブンにて頒布されます。その特別企画として、この合同についての本音を語り、記事として纏めました。またこちらの記事は一部であり、全編は前述の「岡崎泰葉とメロンパン合同」に掲載されております。そちらもぜひご確認くださいませ。


参加者■三種の模様 @3sh_moyo

   岡メロ合同の主催であり、岡メロのパイオニア
   ■ヒモ   @yshshsh_himo

           岡メロちゃんをデザイン。盲点を突く考察が見どころ。
   ■裏声  @usagoe716

   岡メロ現象考察を執筆。本対談の企画をおこなう。

 

―泰葉とメロンパン現象の始まり


裏声: ではまず岡崎泰葉とメロンパン合同についての経緯から話していきたいと思います。まず泰葉とメロンパンについて話題になり始めた頃について三種の模様さんはどうお考えでした?
三種の模様(*注…以下、三種): 正直に言うと「ばれちゃったな」って感じでした。教室の隅っこの方で仲の良い何人かのグループでこそこそ楽しんでいた遊びがいつの間にか教室全体に広がっちゃったみたいな。
嬉しくないわけじゃないし、嫌でもないですけど何か恥ずかしいというか…。話題になり始めた、おそらく5月中旬あたりはそんな感じでした。まあ今でも、いつか担任の先生にばれて、学級会みたいなの開かれてこの遊びが禁止されるんじゃないかとひやひやしています。
裏声: 最初は模様さんの泰葉とメロンパン関連のツイートについても、特に初期はフォロワー内でも冷酷な雰囲気が若干あったかもしれません(笑)またいつものか…みたいな。それが段々大きくなっていった感じ。
三種: いつもやっていたみたいに泰葉をいじってたら、たまたまメロンパンがはねちゃって……そこからどんどん泰葉をネタにしてたことが公に晒されちゃって……なんだか黒歴史を晒されてるような気分です。
ヒモ: 鬼崎泰葉*1とかな。
三種: 鬼崎泰葉は黙ってて!
裏声: 鬼崎泰葉に関してはもうわけがわからないですけどね! もともとメロンパンはホワイトデーのセリフという公式からのネタなのに、広がっていく中で「どうせ元ネタないんでしょ?」みたいな反応をされることがあり、個人的にそこは超えたい課題だなと思っていました。
三種: 基本的に僕の遊び方は泰葉の公式セリフ(メロンパン、くるくる~等)から派生してネタにしていくというスタンスのつもりなんですが、いまだに岡メロサーチをしているとメロンパンの元ネタ知らない人も多いみたいで……。
まあホワイトデーの一台詞しかないので、当然と言えば当然なんですけど。一応突拍子もないことを言っている訳ではないということは知ってもらいたいですね。
ヒモ: メロンパンはカードの台詞じゃないから、検索してもなかなか見つけにくいですよね。今でこそ「岡崎泰葉 メロンパン」で検索したら色々出て来ますけど。
裏声: 泰葉のセリフ一覧を見たけど無かったから非公式?っていう意見はよく見かけていましたね。そこの誤解をときたかったのが、 『岡崎泰葉メロンパン現象』の記事を書くに至った動機になりました。
三種: 『岡崎泰葉メロンパン現象』は本当に岡メロ浸透に多大な貢献をしていますよね……感謝しています。他にも、僕の周りの人たちがメロンパンの写真をツイッターにあげて「はぁ~」って呟く、というような活動もやってくれて…そういうことの積み重ねのおかげで今の形の岡メロがあるので。あくまで僕は最初にネタにしていただけで、合同誌まで出せるようになったのは、僕の周りの人たちの影響力が大きいと思ってます。
裏声: それでもやっぱり考察のブログは「文章を読むのはめんどくさい」というような層が一定数いるので、合同誌が出るっていうパンチの強さで「じゃあ読むか」ってなってくれた方も多いと思いますね。色々な要素がうまくかみ合った結果大きくなった事象だと思います。
このメロンパン現象が大きくなったのが総選挙期間というのもあり、写真を載せるだけで広報活動のようになったのも大きいですね。同調しやすかったのだと思います。
ヒモ: 総選挙結果の関ちゃんの躍進もあって、同調して大きくしていく力が馬鹿にならないって思えたことで色んな人が更に乗って来てくれた部分はありそう。
やっぱり「○○はわしが育てた」みたいな事言いたいじゃないですか? そこに丁度岡メロが流行り出したのもあったし、やはり時期や全体のテンションが噛み合ったように感じていましたね。
三種: そういう意味では関ちゃんは結構意識してたかも。総選挙中や総選挙の結果が出た当時は「関ちゃんPすごいな…」っていう印象だったんです。そこで岡メロが段々浸透していって、僕の知らないところでも使われるようになった辺りから、これを武器にして「関ちゃんPに負けたくないな」って思うようになったのはあるかもしれない。
裏声: 今回の総選挙は泰葉Pに限らず「シンデレラガールズにおけるプロデュースとは何か」みたいなことを考えている人が多かったんですよね。それのひとつのアンサーとして岡メロというものがあるんじゃないかなと思います。最近ではプロデュースの成功モデルとして岡メロを挙げてくれる方がいることにびっくりですが……。
三種ツイッター等を見ていると、最近は関ちゃんPと泰葉Pを同列で並べるようなツイートを結構見かけるのは素直に嬉しいですね。
ヒモ: 成功と言われるのは嬉しいけど何も結果出してないし、個人的にはまだまだこれからという気持ちを忘れないようにはしていきたいですね。
三種: それは同意見です。少なくともこの対談の載った合同誌がちゃんと成功してから、ですかね。
裏声: そうですね、選挙入賞やボイス付与、デレステでのSSR昇格など、泰葉が目指すべきところは多くありますからね。そう言った意味でも、この合同の目指すところや意義などについて考えていることがあればお聞きしたいなと。

―各々の考える、「岡メロ合同」

三種: そもそも、この合同を出すきっかけになったのも、参加者のSさんがおそらく冗談で「岡メロ合同あったら参加します」とおっしゃったのを、僕がこれまた冗談半分で「岡メロ合同参加したいっていう人どれくらいいますか?」ってツイートしたことなんですよね。
そうしたら結構な人数の反応をもらいまして。元々いつか岡崎泰葉の合同誌は見てみたいと思っていたので、なんだかよく分からない流れに乗った末に、こんな事態になってしまったわけです。まさか主催で、しかも岡メロ合同という訳の分からないものになるとは思いませんでしたが……。
そんな経緯だったので、当初は本当に見切り発車で始めたのですが…ツイプラを立ててみると1日経たないうちに参加者が10人以上になっていて、その辺りから、「この合同やばいことになりそう…」と恐怖を覚え出しました。
それで最終的に参加者40人というなかなかない人数が集まってくれたわけですが、この人数は普通の岡崎泰葉合同の泰葉Pだけでは集まらなかっただろうなとは思います。そういう意味では、岡メロ合同は「泰葉をあまり知らない人でも気軽に参加できる大喜利みたいなもので、ここを入口に岡崎泰葉を知ってもらえたら非常に嬉しいなと思っています。
裏声: 最終的に参加者がここまで膨れ上がったのは予想外でしたね…。いわゆる「普通の岡崎泰葉合同」よりも先にこのイロモノと言うべき合同ができてしまったわけですし。
それでも、一見イロモノでありながら岡崎泰葉の認知度をあげたり、岡崎泰葉というアイドルについて考えたりするきっかけになってもらえたら良いかなと思っている面はあります。ヒモさんはどうですか?
ヒモ: 「岡崎泰葉合同」だと岡崎泰葉を知る者による岡崎泰葉を描く合同って物になると思うので、結局それを手に入れる人って元から岡崎泰葉を知っている人だけなんですよね。元からの泰葉Pは喜ぶけど、結局新しく泰葉を知ってくれる人はあまり増えない。
「岡メロ現象」はとっつきやすいキャッチーなネタで、今まで岡崎泰葉を知らなかった人達に一つの印象として残す事には成功しましたが、岡崎泰葉大好きです!って層を増やせたかというとまだちょっと物足りない。
「岡崎泰葉とメロンパン合同」はちょうどその架け橋というか、岡メロから泰葉を知った人にもっと泰葉の事を知ってもらって、もっと泰葉の事を好きになってくれる人を増やせたらなと思っています
好きになってくれる人を増やしたいっていうのは、岡メロ読者だけでなく岡メロ作家陣の方々にも向かっていて、岡メロ原稿を描くにあたってその過程で岡崎泰葉の事を色々調べて、泰葉の事を好きになってくれればいいなぁと。
三種: たしかに岡メロはイロモノ合同で、多分それは僕がちゃんと泰葉を考察したり自分のアイドル観みたいなものをちゃんと提示したりできない基本的にふざけた人間だからこういう合同が生まれちゃったんだろうな、とは思いますが、イロモノ合同でも熱量ならちゃんとした合同にも負けないものを提示できればいいなと思います。
ヒモ: それと架け橋にとは言いましたけど、岡メロ合同では「泰葉は本当はこういうアイドルなんだ!!」ってメッセージはそこまでアピールできなくてもいいと思っている部分は確かにありますね。それよりまず三種の言うとおり熱量を提示することで興味を持たせられれば充分かなって。
裏声: その通りですね。単にメロンパンというワードに岡崎泰葉のイメージを定着させたいわけではもちろんなくて、やはり「子役上がり」であるとか重いイメージを持ってしまわれがちな岡崎泰葉に対して、メロンパンというネタ的な側面の多いところから岡崎泰葉の印象の幅を広げられたらいいなと。
それはやっぱり、合同誌として完成したあとの目標にはなりますが。「なんだか岡崎泰葉界隈盛り上がってるじゃん!」というようなムーヴメントになれば一番いいかなあと。
ヒモ: 今回の岡メロ合同に関してはあくまでツイッターのタイムラインで遊んでいる延長の一つとして気軽に楽しんで欲しいです。それぞれの岡崎泰葉観は、次なる岡崎泰葉単独合同とかでそれぞれ思いの丈をぶつけていく感じで。
裏声: 今回岡メロ合同が初めての同人活動って方が多いのも印象深いですしね。個人的にはこれをきっかけに、岡崎泰葉関連の創作がもっと活発になることも期待したいです。
三種: ヒモさんの言う通り、遊びの延長です。最近特に思うのは担当Pの界隈が楽しそうだと、少なくとも自分はそのアイドルに興味を持ったり好きになったりするっていうことなんです。最近だとメロンパンや同身長繋がりでみちるPさん達と交流することが増えたんですが、いつ見ても何かしらみちるの話をしていて、すごくいい環境だなと思います。
イラストやSSなど、二次創作の活動が大変素晴らしいことはもちろんですが、そういった「楽しそう」という雰囲気だけでもプロデュース活動に繋がるし、時にはそっちの方が全然知らないところまでも浸透していく、なんてこともあり、プロデュースにも色々な形があるんだなあと思いました。
裏声: 楽しそうに見えるP界隈だと興味を持つことはありますよね。ツイッターという場はそういう点ですごく便利で、ほかのアイドルの界隈を垣間見ることで自分の担当アイドルの世界が広がるってこともあります。岡メロから興味を持ってフォローしてくださる方もいますし、この合同を岡崎泰葉という点でも、ほかのアイドルの新たなプロデュースのきっかけという点でも楽しんで欲しいかなと。


―最後に、これを読んでくださった皆様へ

 

裏声: それでは、長々とありがとうございました。対談をやってみたい!という私の我儘からここまで来ましたが、付き合ってくださったお二人にも多大な感謝を。ぜひ、岡崎泰葉の海のように深い魅力に溺れてください!
ヒモ: ここまでお読み頂きありがとうございました! 色々喋って来ましたがまあ難しい事は気にせず、「またこいつら変な事やってるよw」みたいなノリで岡メロ合同を是非読んでみてください! タイムラインでは見られない新たな泰葉、新たな岡メロを楽しんでくださいね!
三種: 参加者の皆さんのおかげで岡メロ合同はすごいことになっていると思うので、各々自由に楽しんでください。そして、岡崎泰葉、並びにメロンパンをこれからもよろしくお願いします。

 

このあと……

あの有名非公式キャラクター、「岡メロちゃん」の秘密に迫る!?

気になる続きは、ぜひ本誌でお楽しみください!

 

企画・編集 裏声

*1:*三種の作り上げた泰葉を模した鬼。元ネタはない。