Sternhimmel

裏声Pがシンデレラガールズのアイドル(主に岡崎泰葉)について考えたり雑な感想を言ったりするブログです。Twitter:@usagoe716

(#)岡メロ対談(#)


岡崎泰葉をメインとした初の合同誌、「岡崎泰葉とメロンパン合同」が2016年9月25日のカラマスセブンにて頒布されます。その特別企画として、この合同についての本音を語り、記事として纏めました。またこちらの記事は一部であり、全編は前述の「岡崎泰葉とメロンパン合同」に掲載されております。そちらもぜひご確認くださいませ。


参加者■三種の模様 @3sh_moyo

   岡メロ合同の主催であり、岡メロのパイオニア
   ■ヒモ   @yshshsh_himo

           岡メロちゃんをデザイン。盲点を突く考察が見どころ。
   ■裏声  @usagoe716

   岡メロ現象考察を執筆。本対談の企画をおこなう。

 

―泰葉とメロンパン現象の始まり


裏声: ではまず岡崎泰葉とメロンパン合同についての経緯から話していきたいと思います。まず泰葉とメロンパンについて話題になり始めた頃について三種の模様さんはどうお考えでした?
三種の模様(*注…以下、三種): 正直に言うと「ばれちゃったな」って感じでした。教室の隅っこの方で仲の良い何人かのグループでこそこそ楽しんでいた遊びがいつの間にか教室全体に広がっちゃったみたいな。
嬉しくないわけじゃないし、嫌でもないですけど何か恥ずかしいというか…。話題になり始めた、おそらく5月中旬あたりはそんな感じでした。まあ今でも、いつか担任の先生にばれて、学級会みたいなの開かれてこの遊びが禁止されるんじゃないかとひやひやしています。
裏声: 最初は模様さんの泰葉とメロンパン関連のツイートについても、特に初期はフォロワー内でも冷酷な雰囲気が若干あったかもしれません(笑)またいつものか…みたいな。それが段々大きくなっていった感じ。
三種: いつもやっていたみたいに泰葉をいじってたら、たまたまメロンパンがはねちゃって……そこからどんどん泰葉をネタにしてたことが公に晒されちゃって……なんだか黒歴史を晒されてるような気分です。
ヒモ: 鬼崎泰葉*1とかな。
三種: 鬼崎泰葉は黙ってて!
裏声: 鬼崎泰葉に関してはもうわけがわからないですけどね! もともとメロンパンはホワイトデーのセリフという公式からのネタなのに、広がっていく中で「どうせ元ネタないんでしょ?」みたいな反応をされることがあり、個人的にそこは超えたい課題だなと思っていました。
三種: 基本的に僕の遊び方は泰葉の公式セリフ(メロンパン、くるくる~等)から派生してネタにしていくというスタンスのつもりなんですが、いまだに岡メロサーチをしているとメロンパンの元ネタ知らない人も多いみたいで……。
まあホワイトデーの一台詞しかないので、当然と言えば当然なんですけど。一応突拍子もないことを言っている訳ではないということは知ってもらいたいですね。
ヒモ: メロンパンはカードの台詞じゃないから、検索してもなかなか見つけにくいですよね。今でこそ「岡崎泰葉 メロンパン」で検索したら色々出て来ますけど。
裏声: 泰葉のセリフ一覧を見たけど無かったから非公式?っていう意見はよく見かけていましたね。そこの誤解をときたかったのが、 『岡崎泰葉メロンパン現象』の記事を書くに至った動機になりました。
三種: 『岡崎泰葉メロンパン現象』は本当に岡メロ浸透に多大な貢献をしていますよね……感謝しています。他にも、僕の周りの人たちがメロンパンの写真をツイッターにあげて「はぁ~」って呟く、というような活動もやってくれて…そういうことの積み重ねのおかげで今の形の岡メロがあるので。あくまで僕は最初にネタにしていただけで、合同誌まで出せるようになったのは、僕の周りの人たちの影響力が大きいと思ってます。
裏声: それでもやっぱり考察のブログは「文章を読むのはめんどくさい」というような層が一定数いるので、合同誌が出るっていうパンチの強さで「じゃあ読むか」ってなってくれた方も多いと思いますね。色々な要素がうまくかみ合った結果大きくなった事象だと思います。
このメロンパン現象が大きくなったのが総選挙期間というのもあり、写真を載せるだけで広報活動のようになったのも大きいですね。同調しやすかったのだと思います。
ヒモ: 総選挙結果の関ちゃんの躍進もあって、同調して大きくしていく力が馬鹿にならないって思えたことで色んな人が更に乗って来てくれた部分はありそう。
やっぱり「○○はわしが育てた」みたいな事言いたいじゃないですか? そこに丁度岡メロが流行り出したのもあったし、やはり時期や全体のテンションが噛み合ったように感じていましたね。
三種: そういう意味では関ちゃんは結構意識してたかも。総選挙中や総選挙の結果が出た当時は「関ちゃんPすごいな…」っていう印象だったんです。そこで岡メロが段々浸透していって、僕の知らないところでも使われるようになった辺りから、これを武器にして「関ちゃんPに負けたくないな」って思うようになったのはあるかもしれない。
裏声: 今回の総選挙は泰葉Pに限らず「シンデレラガールズにおけるプロデュースとは何か」みたいなことを考えている人が多かったんですよね。それのひとつのアンサーとして岡メロというものがあるんじゃないかなと思います。最近ではプロデュースの成功モデルとして岡メロを挙げてくれる方がいることにびっくりですが……。
三種ツイッター等を見ていると、最近は関ちゃんPと泰葉Pを同列で並べるようなツイートを結構見かけるのは素直に嬉しいですね。
ヒモ: 成功と言われるのは嬉しいけど何も結果出してないし、個人的にはまだまだこれからという気持ちを忘れないようにはしていきたいですね。
三種: それは同意見です。少なくともこの対談の載った合同誌がちゃんと成功してから、ですかね。
裏声: そうですね、選挙入賞やボイス付与、デレステでのSSR昇格など、泰葉が目指すべきところは多くありますからね。そう言った意味でも、この合同の目指すところや意義などについて考えていることがあればお聞きしたいなと。

―各々の考える、「岡メロ合同」

三種: そもそも、この合同を出すきっかけになったのも、参加者のSさんがおそらく冗談で「岡メロ合同あったら参加します」とおっしゃったのを、僕がこれまた冗談半分で「岡メロ合同参加したいっていう人どれくらいいますか?」ってツイートしたことなんですよね。
そうしたら結構な人数の反応をもらいまして。元々いつか岡崎泰葉の合同誌は見てみたいと思っていたので、なんだかよく分からない流れに乗った末に、こんな事態になってしまったわけです。まさか主催で、しかも岡メロ合同という訳の分からないものになるとは思いませんでしたが……。
そんな経緯だったので、当初は本当に見切り発車で始めたのですが…ツイプラを立ててみると1日経たないうちに参加者が10人以上になっていて、その辺りから、「この合同やばいことになりそう…」と恐怖を覚え出しました。
それで最終的に参加者40人というなかなかない人数が集まってくれたわけですが、この人数は普通の岡崎泰葉合同の泰葉Pだけでは集まらなかっただろうなとは思います。そういう意味では、岡メロ合同は「泰葉をあまり知らない人でも気軽に参加できる大喜利みたいなもので、ここを入口に岡崎泰葉を知ってもらえたら非常に嬉しいなと思っています。
裏声: 最終的に参加者がここまで膨れ上がったのは予想外でしたね…。いわゆる「普通の岡崎泰葉合同」よりも先にこのイロモノと言うべき合同ができてしまったわけですし。
それでも、一見イロモノでありながら岡崎泰葉の認知度をあげたり、岡崎泰葉というアイドルについて考えたりするきっかけになってもらえたら良いかなと思っている面はあります。ヒモさんはどうですか?
ヒモ: 「岡崎泰葉合同」だと岡崎泰葉を知る者による岡崎泰葉を描く合同って物になると思うので、結局それを手に入れる人って元から岡崎泰葉を知っている人だけなんですよね。元からの泰葉Pは喜ぶけど、結局新しく泰葉を知ってくれる人はあまり増えない。
「岡メロ現象」はとっつきやすいキャッチーなネタで、今まで岡崎泰葉を知らなかった人達に一つの印象として残す事には成功しましたが、岡崎泰葉大好きです!って層を増やせたかというとまだちょっと物足りない。
「岡崎泰葉とメロンパン合同」はちょうどその架け橋というか、岡メロから泰葉を知った人にもっと泰葉の事を知ってもらって、もっと泰葉の事を好きになってくれる人を増やせたらなと思っています
好きになってくれる人を増やしたいっていうのは、岡メロ読者だけでなく岡メロ作家陣の方々にも向かっていて、岡メロ原稿を描くにあたってその過程で岡崎泰葉の事を色々調べて、泰葉の事を好きになってくれればいいなぁと。
三種: たしかに岡メロはイロモノ合同で、多分それは僕がちゃんと泰葉を考察したり自分のアイドル観みたいなものをちゃんと提示したりできない基本的にふざけた人間だからこういう合同が生まれちゃったんだろうな、とは思いますが、イロモノ合同でも熱量ならちゃんとした合同にも負けないものを提示できればいいなと思います。
ヒモ: それと架け橋にとは言いましたけど、岡メロ合同では「泰葉は本当はこういうアイドルなんだ!!」ってメッセージはそこまでアピールできなくてもいいと思っている部分は確かにありますね。それよりまず三種の言うとおり熱量を提示することで興味を持たせられれば充分かなって。
裏声: その通りですね。単にメロンパンというワードに岡崎泰葉のイメージを定着させたいわけではもちろんなくて、やはり「子役上がり」であるとか重いイメージを持ってしまわれがちな岡崎泰葉に対して、メロンパンというネタ的な側面の多いところから岡崎泰葉の印象の幅を広げられたらいいなと。
それはやっぱり、合同誌として完成したあとの目標にはなりますが。「なんだか岡崎泰葉界隈盛り上がってるじゃん!」というようなムーヴメントになれば一番いいかなあと。
ヒモ: 今回の岡メロ合同に関してはあくまでツイッターのタイムラインで遊んでいる延長の一つとして気軽に楽しんで欲しいです。それぞれの岡崎泰葉観は、次なる岡崎泰葉単独合同とかでそれぞれ思いの丈をぶつけていく感じで。
裏声: 今回岡メロ合同が初めての同人活動って方が多いのも印象深いですしね。個人的にはこれをきっかけに、岡崎泰葉関連の創作がもっと活発になることも期待したいです。
三種: ヒモさんの言う通り、遊びの延長です。最近特に思うのは担当Pの界隈が楽しそうだと、少なくとも自分はそのアイドルに興味を持ったり好きになったりするっていうことなんです。最近だとメロンパンや同身長繋がりでみちるPさん達と交流することが増えたんですが、いつ見ても何かしらみちるの話をしていて、すごくいい環境だなと思います。
イラストやSSなど、二次創作の活動が大変素晴らしいことはもちろんですが、そういった「楽しそう」という雰囲気だけでもプロデュース活動に繋がるし、時にはそっちの方が全然知らないところまでも浸透していく、なんてこともあり、プロデュースにも色々な形があるんだなあと思いました。
裏声: 楽しそうに見えるP界隈だと興味を持つことはありますよね。ツイッターという場はそういう点ですごく便利で、ほかのアイドルの界隈を垣間見ることで自分の担当アイドルの世界が広がるってこともあります。岡メロから興味を持ってフォローしてくださる方もいますし、この合同を岡崎泰葉という点でも、ほかのアイドルの新たなプロデュースのきっかけという点でも楽しんで欲しいかなと。


―最後に、これを読んでくださった皆様へ

 

裏声: それでは、長々とありがとうございました。対談をやってみたい!という私の我儘からここまで来ましたが、付き合ってくださったお二人にも多大な感謝を。ぜひ、岡崎泰葉の海のように深い魅力に溺れてください!
ヒモ: ここまでお読み頂きありがとうございました! 色々喋って来ましたがまあ難しい事は気にせず、「またこいつら変な事やってるよw」みたいなノリで岡メロ合同を是非読んでみてください! タイムラインでは見られない新たな泰葉、新たな岡メロを楽しんでくださいね!
三種: 参加者の皆さんのおかげで岡メロ合同はすごいことになっていると思うので、各々自由に楽しんでください。そして、岡崎泰葉、並びにメロンパンをこれからもよろしくお願いします。

 

このあと……

あの有名非公式キャラクター、「岡メロちゃん」の秘密に迫る!?

気になる続きは、ぜひ本誌でお楽しみください!

 

企画・編集 裏声

*1:*三種の作り上げた泰葉を模した鬼。元ネタはない。