俺達の少女Aによせて―私は岡崎泰葉が大好きです
※とてもポエミーですが許してください。ポエミーが苦手な人は注意してね。
みなさんこんばんは、裏声です。
今、大作さんのコミュで放送されている「第7回俺達の少女A」を聞きながらこのブログを書いています。
私自身も音源を提出させていただき、第一部にて放送していただくことが出来ました。
今回送った音源は、いわゆる「ネタ音源」です。泰葉Pであるヒモさん、三種の模様さんに原案と脚本、SE編集をお願いして作成しました。
総選挙のこの時期。同じようにネタ音源を送るプロデューサーさんもいらっしゃいますし、真正面から殴る、泣けるような音源を送るプロデューサーさんもいらっしゃいます。そのスタイルは様々で、その落差があるからこそこの「俺達の少女A」という企画はとても面白いものになっているのだと思います。
さて、私たちが前回の「第6回俺達の少女A」でも、また「岡崎泰葉とメロンパン合同」でも一貫して「ネタ性」を提示していることについて、ある程度の批判は覚悟してやっているつもりです。
岡崎泰葉はいわゆる「重い過去」みたいなものがあります。自分の誕生日を忘れるほど仕事を入れさせられていた、子役時代。「アイドルにならなかったら私は普通の女の子だったのかな…?普通の幸せって、なんだろうって…」こんなことを知り合って間もないプロデューサーに話す、16歳の彼女。
それらを全部抱えても俺がお前をプロデュースする!と誓い、彼女をプロデュースすると決めたプロデューサー。
そういった関係もあってか、岡崎泰葉は(特に二次創作においては)「扱いづらい」ポジションに長らくいたと思います。
もちろん、大切に大切に、彼女を包み込んで愛する姿勢を批判するつもりはありません。というか、かつての私はその立場にいました。ネタ扱いするな!ちゃんと彼女を見ろ!と思っていました。ネタ扱いされるくらいなら、広まらなくたっていい、と。
けれど、これは岡崎泰葉の言葉の力を信じていない行為なのではないか?という思いが少しずつ生まれてきました。岡崎泰葉は、二次創作の「ネタ扱い」くらいで霞むアイドルだろうか?岡崎泰葉の言葉は、そんなに軟弱だっただろうか?
昨年の5月、私はツイッターでアンケートを取りました。
岡崎泰葉について、
・キャラの事がよくわからない
・ある程度はしっている
・好きなアイドルの1人
・担当アイドルの1人
の選択肢を選んでもらうものです。
結果についてはこのブログの過去記事で詳しく紹介していますが、そのうち「キャラの事がよくわからない」を選んだ人は30%(256人程度)いるということがわかりました。
岡崎泰葉は2012年からシンデレラガールズの舞台に立っていますが、それでもこれほどの人が岡崎泰葉のことを知らないのです。
私は岡崎泰葉の歩んできた道や、彼女が話してくれる言葉に対して絶対的な信頼をおいています。岡崎泰葉をお迎えして、見てもらえれば、きっとあなたの心のどこかに一つは届いてくれるはずだ、と信じています。
だけれど、そのきっかけって本当に難しいんですよね。もちろんこういった、少女Aのような機会であれば真っ直ぐ真摯に話した言葉も届くと思うのですが、普段から岡崎泰葉のこの言葉のここが好きで、ということを壁打ちしていても、なかなか見てもらえない。
それに対する正答があの音源なのかと言われると、自信を持って頷くことは出来ないんですけど…。
今までの岡崎泰葉の仕事って、ライブ以外だとひな祭りのお雛様役、アンドロイド役を演じてみる、チョコレートを渡させる、ひつじの格好をさせる、独楽をまわさせる、新体操をさせる、サーカスで猛獣使いをやらせる、って感じなんです。
アイドルとしては異質なものが多いと思うんですよ。それは作中プロデューサーの挑戦であり、岡崎泰葉に投げかけた挑戦です。彼女ならやれる。そして、彼女ならその仕事から必ず「意味」を見つけてくれる、と。
じゃあ、この世界に居るプロデューサーも挑戦したいよね?と。まあ、私はビビりなので、どの程度挑戦するかというラインについて悩み、音源を作りながら協力してくださった二人に大変な迷惑をかけてしまいましたが(この二人がいなかったら今回の音源は絶対ありえなかったものです)…。
私は岡崎泰葉が好きです。大好きなんです。
彼女に惚れてから4年半、毎日ずっと彼女のことを考えてきました。そして、総選挙がこのプロデューサーの声が大きく結果に繋がる投票制度になってから、毎日岡崎泰葉についてツイートをし、考え、動画を録ったりなど色々としました。そして今回この音源を送りました。
どれも、正解かはわかりません。まっすぐなものじゃなかったかもしれません。私のやっていることが本当に岡崎泰葉のためになっているのか、毎日考えて悩みました。そしてこの俺達の少女Aを聞きながら、多くのプロデューサーさんの言葉に殴られて、悔しくて、もっと強いプロデューサーになりたいと思ってしまう。誰かと比べて強くなりたいと思う時点で、私はもう負けているのかもしれません。本当に悔しいです。
ただ、岡崎泰葉が歩んできた道が、単純にアイドルとしてまっすぐではなかったことが、私の背中を押してくれるのです。
サーカスアイプロで彼女はこう言いました。
「最初は戸惑うお仕事でも、目標が見えてくると、楽しくやれるようになります。プロデューサーさんが、そう教えてくれました」
担当アイドルに戸惑うようなお仕事をやらせておいて、担当プロデューサーが担当のための仕事で日和るわけにはいかなかったんです。
今まで岡崎泰葉は総選挙にて名前を残したことがありません。中間発表の属性順位でも、最終発表50位でも、ボイスオーディションでも。
「プロデューサーさんが見ている星と、私が見ている星…同じだったら嬉しいです。私、プロデューサーと一番の星を目指したいから…」
そう言ってくれた彼女と一緒に、私は何としてでも星を目指さなければいけないのです。否、既に彼女は一番の星なんです。なのに、多くの人から見えていないんです。いつまでも曇り空のまま、見上げているだけではいられないのです。
私は今回の総選挙で岡崎泰葉を最終50位にいれたいと思っています。今回の音源で笑ってくださった方は是非岡崎泰葉に、1票でも構いません、票を投じて欲しいです。そして、1つで構いません、岡崎泰葉の言葉を見てください。デレステのコミュでも、アルバムから見られるセリフでも、Wikiでも構いません。そして、どれかひとつ岡崎泰葉の言葉に何か思うことがあったら、彼女のカード(エピソード)をお迎えして欲しいです。彼女をフロントに置いてみて、そしてもう一度何か響くものがあったら、もう一度票を投じていただきたい、そう思います。
シンデレラガールズをプレイしていれば、きっと一人以上のアイドルに思い入れが必ずあるはずです。そのアイドルに投じるための、貴重な票であることは理解しています。それでも、私はそう言わずにはいられないのです。
そして、よければ今回送らなかった音源を
<a target="_blank" href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm31118396">【ニコニコ動画】【岡崎泰葉】大人気サーカスの裏側に迫る+α</a>
の後半で紹介しています。
岡崎泰葉という「シンデレラストーリーを辿れないアイドル」の話をしました。
こちらはいわゆる「まっすぐな」音源です。是非見ていただけたら嬉しいです。
こういった、プロデューサー心を物凄く揺さ振ってくる、本当に熱い、素晴らしい企画の場を提供していただけたこと、そしてその場に立たせていただいたこと、本当に感謝しています。
貴重な皆さんの3分の中で、どれほど岡崎泰葉の名前を刻めたでしょうか。
私はこれからも、岡崎泰葉の名前を皆さんの心に刻み、彼女という星の輝きを皆さんにお届けできるよう、頑張ろうと思います。
本当に素敵な企画です。すべて素敵な音源でした。本当にありがとうございました。
裏声P